かつての黄金時代

いまでこそ、フラッシュやエロアプリは当たり前のようにホームページやバナー広告のアニメーションとして使われるようになりましたが、かつて、ネットインフラが貧弱であった1990年代には、フラッシュはとてもリッチな動画コンテンツとして捉えられていました。
とくに90年代後半から、2000年初頭の光回線以前のインターネット事情からすると、動画といえばほぼフラッシュしかなく、今のような動画が普通にみられるという状況は夢のまた夢とされていました。
そのため、「エロ」のニーズとしても、もちろん動画を見ようとすればビデオやDVDをレンタルストアや販売ショップから調達してくるしかなく、コンテンツをダウンロードする、という発想も考えられないようなものでした。
そのようなときに、リッチなエロのコンテンツとして登場したのが「エロアプリ」です。
もちろん、PC向けのアダルトゲームはそれ以前から発売されていましたが、割とオタク向け、という印象があったためか、手軽にブラウザで楽しむことができるエロフラッシュは、たとえばまた「家に一台」という高価なものだったパソコンで、親にばれないようにエロいコンテンツをプレイするには最適のものでした。
そういったニーズがあって、エロフラッシュはYouTubeの登場など、本格的な動画時代が来るまで、その役割を担った、という見方ができます。

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